女の子らしくなりたかったわたくし
TVブログ ↓ のほうでは
冬ドラマの感想を書いてるんですが

今のところ冬ドラマで
いちばん面白いと思っているのが
NHKのドラマ10 (金曜10時)
『トクサツガガガ』
『あさが来た』であさの娘役だった
小芝風花ちゃんが主役です。
めちゃめちゃかわいいし
コメディ演技も吹っ切れててすごくイイ。
笑えたりウルッときたり勇気が出たり
ほんとにいいドラマです。
NHKが本気で作るドラマはやっぱりすごいです。
で、このドラマの主役は
特撮ヒーロー好きのOLさんなのですが
彼女は小さい頃からそういうのが好きでした。
でも「女の子は女の子らしくあれ」
というお母さんの考えによって
そういう「男の子っぽい」ものは一切禁止され
服もオモチャも「女の子らしい」ものを与えられてきて
それにイヤと言えなかった、という過去があります。
小学校に入学する時も
本当は黒いランドセルが欲しかったのに
お母さんに「女の子は赤に決まってるでしょ!」
「みんなと同じじゃないとヘン!」と言われ
泣く泣く赤を選んだ、というか赤にされてしまった。
社会人になった今でも
お母さんはフリフリのガーリーな服を
買ってくれようとしたりする。

そうなんですよ
わたしと真逆。
前にも書いたことがあるけど
わたしの母は「カッコいいから」という理由で
黒いランドセルを買ってくれたのですが
これがイヤでイヤで仕方なかった。
今みたいにいろんな色があるわけじゃなくて
女の子は赤、男の子は黒が普通だった時代なので
なんでわたしは黒なの~!? と
6年間ずーっと文句言ってました。
事あるごとに
「みんなと同じにしなさい」
と言うドラマの母親とは逆に
うちの母は
「みんなと違う子になれ」
という方針だったので
わたしは名前も服装も持ち物も
とにかくいちいち個性的で
それがホントに嫌でした。
服だっていっつも
紺やグレーや茶色のシンプルなデザインで
ピンクのフリフリとか絶対許されなかった。

まあそうなんだけどね。
大人になってからはよくわかるし
名前だって(『きなこ』 じゃないよ)
ステキね、とほめられることも多くなったけど
あと今考えるとピンクのフリフリとか
わたしに絶対似合うわけないので
冷静に選んでくれたんだろうけど(笑)
子供の時はそんなところで
悪目立ちしたくないじゃないですか。
キラキラネームとかもなかった時代だし。
わたしはとにかくステレオタイプの
誰が見ても一瞬で女の子だとわかる
普通の女の子になりたかったの。(-ε-)
ピンクのフリフリが着たかったの!
似合わなくてもっ!!
なので自分に娘が生まれたら
「子」 がつく名前で(当時はね)髪を伸ばして
フリフリのワンピースなどを着せようと
心に決めておりました。
だからこのドラマで
黒いランドセルが欲しかった!
というのを見て
心底驚いたのです。
この世にそんな子がいたなんて!!! w(゜o゜)w
わざわざ黒いランドセルを買って
ヒトと違うことがしたい子がいるなんて。
でも今もしわたしに娘がいたら
やっぱり周りと同じことはするな!と
言ってしまうんだろうなーと思うと
なんか難しいですな、子育ては。
(なんつって)
男の子には電車のオモチャとか買っちゃうだろうな

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こういうの着たかったの!

似合わなくてもっ!!
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| 雑談 | 11:58 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
ランドセルは、ご近所のおさがりだったので赤でしたが、
母に『この色が似合う』と言われて着せられてたのが紺色で。
紺っていう地味な響きが嫌でしたw
| たろママ | 2019/02/26 08:03 | URL | ≫ EDIT