☆つれモナ☆

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一筋縄ではいかないアポロジャイズ






さて、何かトラブルがあった時
「アイムソーリー」と言われたからって
謝られてるとは限らないよ
・・・と昨日書きましたが

じゃあなんと言われたら
この人謝ってるわ、と思ってよいのか。

そう、それは Apologize です。
あぽろじゃいず。

当ったひとおめでとうございます ヽ(^◇^*)/

I apologize と言われたらすなわち
そのひとは謝っているのです。
(と、思います)

グアムもNZも同じだから
たぶん英語圏はそうなんだろうと
思っていますがどうだか知りません。



1511111.jpg
Non-Apologists (謝らない人たち)というカテゴリーもあるらしい。



わたしの感覚としては

Excuse me. = すみません
I'm sorry, = ごめんなさい
I apologize = 申し訳ありません

あくまでイメージですが。

なので何かトラブルがあって
文句を言いまくっている時に
相手がアポロジャイズしてきたら

シャキーン!と抜いた刀を
ひとまず鞘におさめる感じです。
わたしはね。
そして話し合う。


しかし!

アポロジャイズされたからと言って
その人が心から謝っているとは限らないのであります。

Saying you're sorry is called apologizing
(アポロジャイズとはソーリーと言うこと)
つまり謝罪する「行動」なので
そこに心がなくてもよいのであります。

むしろどっちかというと
謝罪の意味のソーリーのほうが
本当に心からごめんなさいと言ってる感じ。

アポロジャイズにはなんというか
もっとビジネスライクというか
「謝っても減るもんじゃなし」
みたいな要素が入っている(ような気がする)。



1511112.jpg



ネイティブのひともこの違いはややこしいみたいで
調べてみたら英語の解説がいっぱいみつかりました。

この説明なんかいかがでしょう。


「政治家はよくアポロジャイズするが
めったなことではソーリーと言わない」



スバらしい!
ものすごくわかりやすい! ""ハ(^▽^*) ♪

どうですか、これならどこの国のひとでも
一発でわかるじゃないですか。
こりゃすごい。


なんだろうなー

ソーリーは心から同情したり残念だったり
ごめんねって思ったりするけど
だからどうしますってことはない。

アポロジャイズはその責任を認める行為
・・・という感じですかねえ。
(書きながらそんな気がしてきた)


というわけで
こういう説明もあった。


カレンは彼氏に浮気されたので
ブチ切れて彼氏の車のフロントガラスを割った。
でもあとでアポロジャイズした。


この場合、カレンは自分の行動について
謝罪はしたが後悔はしていません。
なぜなら彼女は自分のしたことは正義だと思っているので。




1511113_20151111184017070.jpg



すごいな、カレン。 Σ(・ω・ノ)ノ!

この例文と解説もすごいな。


で、こうしてアポロジャイズされた場合
恋人とか友達同士だと
「Apologies accepted」と言って和解♪

・・・というシーンが
映画やドラマにもよくあります。

ただの慣用句なんだろうけど
なんかいきなり形式ばっちゃって
「アクセプトでござる」みたいに
脳内変換されてしまうので
いっつもそこで(* ̄m ̄)プッ となる。

でもアクセプトしちゃったら
もう二度と「キミあの時ガラス割ったよね」
なんて蒸し返せないんだろうなあと思うと

アクセプトするほうもなかなか大変でござるね。








あの時さー (。゜ー゜)σ とか
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| 暮らしの英語 | 21:34 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

きなこさんっ。



いやぁ〜 面白いっ!!!

| ウランのママ | 2015/11/11 20:57 | URL |

アポロジャイズは謝罪…って、思っていましたが、そんなに奥深いとは。

政治家がよく使う、
「まことに遺憾です」
みたいな感じでしょうか?

| しい | 2015/11/11 21:20 | URL |

義理の父がオットに
「奥さんが怒っているときは"I am sorry (that) you are angry"と言えばいいんだよ」と家庭円満の秘技を伝授しておりました(笑)

このときのアイムソーリーは「残念に思う」という意味ですので、結局謝らずに謝っているようにみせるということですよね?!

思い出すたびに腹立つわ〜

| Corvallis | 2015/11/12 01:24 | URL |

日本人なんて話し掛けるだけでも「すみませんけど」なんて言ってますが、英語圏の方は「何で謝るの?」なんでしようかねぇ。

| レノママ | 2015/11/12 07:41 | URL | ≫ EDIT

よく、事が起きると会社のお偉いさんたちがテレビカメラの前で「誠に申し訳ありませんでした」と一斉に深々と頭を下げるという、セレモニーみたいなアレがアポロジャイズなのかな~?

| しるねこ | 2015/11/12 07:57 | URL | ≫ EDIT

今回の記事を読んでいる間、ずっと脳内ソングで流れていました。きなこさんにもお裾分け致します(* ̄m ̄)

チェッカーズ 『素直にI'm sorry』
https://youtu.be/KYJa5vu5rYw

| 青森りんご | 2015/11/12 10:59 | URL | ≫ EDIT

きなこ画伯こんにちわ。勉強になりました♪
例文とってもわかりやすいチョイスでしたV(^-^)V
○ッ○○アンドザシティの中で、お母さんが亡くなった友人への
「ご愁傷様」的な言葉が「I'm sorry」と言っていて
驚きました。
英語しゃべれるようになりたいなぁ。

↑禁止キーワードで引っかかってしまいましたが
隠す事で、あやしくなかったのにあやしく見えてしまう気が。

| ポンちゃん | 2015/11/12 12:14 | URL | ≫ EDIT

謝罪っていろいろな言い回しがあって奥深いものですよね!
先ほどグアムから成田に到着しました。今回グアム滞在中に聞いた謝罪?!は
『sorry』と『excuse me』でした。
歩いていてぶつかってしまった時ですが私も『sorry』と言っていました(笑)良かったのでしょうかね?!

やっぱりきなこさんのブログは面白いしお勉強になります(*´∀`)

| Hey J | 2015/11/12 12:45 | URL |

カレンさんすごいな いろんな意味で。
アクセプトできるのか できるものなのか
私には無理だわ…

| saku | 2015/11/12 16:24 | URL | ≫ EDIT

そうだったのか!

映画を観ていて、謝っているところは
ア パラジャイス
って言ってるんだと今の今まで思ってました‼︎
いやぁ〜、他言語のヒアリングって難しいですね〜

| タコみみ | 2015/11/12 19:06 | URL |

いや~さすがです。
解りやすい解説ですね。
確かに、I apologize って言われるよりも I'm so sorry の方が心から謝ってる感が場面によってはあるかもですね。

よく中○人は謝らないと聞くけれど、英語圏の人も謝らないのですね。。。訴訟社会は謝ったら負けですものね。
いや~、きなこさんのブログは社会勉強になるわ~。

| TUNAMAYO | 2015/11/13 01:19 | URL | ≫ EDIT

お返事です

>ウランのママさん
あっ、どうもすみません ヾ(´ε`*)ゝ


>しいさん
しかもそれをプライベートでも使うというのが
なんか面白いですよねー。


>Corvallisさん
思いっきり他人事って感じですよね。
まあそのぐらいの距離感がいいのかも。


>レノママさん
あの「すみません」は「excuse me」なので
そこは合ってるんですよ。


>しるねこさん
そうそうあんな感じなんですけど、
友達とか彼氏とかにも使うところが面白い。


>青森りんごさん
し、しらなかった!
そんな歌があるなんて。


>ポンちゃんさん
そうそう、そのソーリーですね!
よく使いますよー。


>Hey Jさん
ぶつかった時はsorry!て言われますよ。
ごめんなさい!て感じですかね。


>sakuさん
けっこう覚悟必要ですよね。
わたしはできないわあ、アクセプト。


>タコみみさん
アパラジャイズで合ってるんじゃないですか???
アメリカ英語だとアパラジャイズっぽいかも。


>TUNAMAYOさん
あっ、ごめんなさい程度のことは日本人よりすぐ言うけど
本格的に謝罪することはなかなかないみたいですねー。

| きなこ | 2015/11/13 21:48 | URL | ≫ EDIT














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