お江戸で舟遊び その1
友人のはるちゃんと
神田川クルーズに行ってきました。
出発は日本橋です。

ちなみにこの「日本橋」の文字は
最後の将軍、徳川慶喜の筆によるものです。
・・・と、ガイドのコバヤシくんが教えてくれました。
コバヤシくんはきっと歴史がものすごく好きで
ウンチクが止まらなくなる好青年です。( ̄m ̄* )
こういうひとに話を聞きながら
いろんな見学をするのがとても好き。
いきなり橋をくぐるよー。

関東大震災の時に
舟が燃えたまま橋にぶつかってきたので
いまだにその焦げ跡が残ってます。
下から見るとはっきりわかる。
日本橋の下を流れているのは
日本橋川という川だそうですが
今までそんな川があることすら知らなかった。
しばらくは高速道路の下を行きます。

水は決してキレイではありませんが
思ってたより汚くはなかった。
臭くもなかったです。
なんでまた川の上に
高速道路作ったんだろうと思ってたけど
用地買収が難航していて
オリンピックに間に合わせるために
東京都の土地(ていうか川)を
やむなく使ったんだそうですよ。
なるほどそうなのか。
知らなかった。
景観的には悪名高い
川の上の首都高ですけれども
こんなところに高速道路を作った
当時の日本人はすごいと思う。
しかも50年経っても壊れてないし。

たぶん地面の上に作るより
ずっと大変な作業だったのでしょうが
オリンピックと日本の発展のために
みんながんばったんだなあと思うと
なんだか胸が熱くなってしまった。
日本の高度経済成長を支えた
ちょうどわたしの父世代のおとうさんたち
今みたいに豊かな時代ではなかったけど
輝かしい未来と夢にあふれていたんだろうなあ。

さてこちらの石橋「常磐橋」は
東日本大震災で石組みがずれてしまったため
ただいま修復工事中。
すべての石にナンバリングを打ち
鉄骨で支えていったん石をはずし
組み直していくそうです。
なんかついこの間
鉄腕DASHで見たような気がする。(´艸`)
平成のおとうさんたちも
がんばってるよー。

いつもは全然気がつかないけど
川ではさまざまな作業が行われています。
こんなところで
こんなにたくさんのひとたちが
働いているんだなあ。
なんだか昼間から遊んでて
すみませんすみません。
・・・と、恐縮してしまった。
(ビンボー症ゆえ)

というわけで
前方にいよいよ
神田川が見えてきました。
ここからますます面白くなるのですが
働くおとうさんを見て感慨にひたっていたら
うっかり長くなってしまったのでまた次回。
神田川クルーズ、超面白いよ!
トリもいます。

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麒麟の翼 (講談社文庫)
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| 雑談 | 00:22 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
はじめまして!
おお!東野圭吾の『祈りの幕が下りるとき』を読んだばかりの私にはこの日本橋はなんてタイムリー!この本お勧めです。
『麒麟の翼』、まだ読んだことないので読みますー!
| もじゃ | 2015/09/24 00:24 | URL |