家具の思い出
今話題の O塚家具問題で
思い出したんですけども
ワーホリからワークビザに切り替えるため
NZから3か月間ぐらい一時帰国していた間
有明のショールームで働いてたことがあります。
ショールームを訪れるお客様の
データを入力する派遣のお仕事。
1996年ごろなんですけども(20年前!!)
毎日5人ぐらいの派遣社員が朝から晩まで
一心不乱に入力しても全然終わらなかったほど
じゃんじゃんお客様が来ていたのを覚えています。
バブルは崩壊してたはずなのに
景気よかったんだなあ。
あの頃の正社員さんたちは
今いったいどっち側についているのかしら?

そんなことを考えていたら
もっとすごいことを思い出しました。
そういえばきなこ家実家は
O塚家具で「おまとめ買い」をしていた!
派遣で働いていた時はすでに
IDCというこじゃれた名前だったので
あんまり意識しなかったんだけど
たしかにわたしは母と一緒に
近所のO塚家具に買いに行ったのを
突然思い出したのであります。
そしてそのうちの3つは
なんと今ここにある。
今まさにこのPCを置いている
ライティングデスクもそのひとつ。
そうだったそうだった。
たしかにあの会社で買った家具はとてもいい。
なにしろ30年も経ってるうえに
2度の海外引越を経ても
ビクともしないのです。
丈夫なうえに使い勝手がよくて
ほんとうにスバらしい。

古い日本家屋だったわが実家を建替えた時
設計からデザインまでほぼすべてを
母が仕切っていたのですが(そういうの超得意だった)
念願のフローリングにした新居に合わせて
家具も一新という、まさにO塚家具スタイル。
ベッドやテーブル、タンスなどと共に
頭がやたら柔軟だった母は
シャレオツかつ効率的に収納するため
本棚やライティングデスクを
食器棚として購入したのでした。
母と一緒に新しい家のために
新しい家具をオトナ買いするのは
とても楽しかったのでよーく覚えています。

そんな思い入れのある食器棚なので
実家を整理した時に引越荷物としてNZに送り
グアムにも一緒に持って来たのです。
NZを出る時にほとんどの家具は売っちゃったけど
これだけはどうしても手放したくなかった。
今住んでるコンドミニアムには
正直言うと大きすぎるんだけど
この家具があるだけで
「わたしの家だなあ」 と落ち着くし
この家具には今でも
母とあれこれ見て回った思い出とか
搬入された時のワクワク感などが詰まっているのです。
・・・・とかいう
わたくしのちょっといい思い出に
水を差しまくりのお家騒動。
大きな家具を買うのは
新生活の門出を機に、という場合が多いから
家具の会社はハッピーであって欲しいのであります。
チェストもあるのよ。

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モナカアイスにかじられなくてよかった。

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でもこういうカジュアル家具も好き。

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| 雑談 | 21:25 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
No title
そうですよね。親子でいがみ合っている会社の商品で、ハッピーな家庭は築けそうにないイメージがあります。(あくまでもイメージですが。)
ウチはきなこさんの家と逆に、家族でO塚家具がどんな店なのか知らずに訪れ、「やだ、店員さんがついてくるんだけど、何か買わないといけないのかしら。。。」と焦った思い出がある庶民でございます。^^;
| meg | 2015/03/17 22:36 | URL |