ノットフレンドリーイナフ(当社比)
きっと仲良くなれるだろうなあと
勝手に思っている作家のひとり
角田光代さんのエッセイを読みました。
よなかの散歩 (新潮文庫)
「オレンジページ」に連載されていたコラムで
文庫だと1編が2ページ半ぐらいなので
寝る前に読むのにちょうどいい。
で、その中に
大阪に(ほとんど)初めて行ってみたら
人が親切でびっくりした・・・という話がありました。
誰に聞いてもやたら詳しく道順を教えてくれたり
わざわざ別のひとに聞きに行ってくれたりするそうで
大阪ではどうやらそれが普通のことらしい(と思ったらしい)。
角田さんは神奈川出身のかたなので
東京では「ごめんなさい、知りません」で
終わりだと思うなあ
・・・・と驚いてらっさるのです。
なるほど!!! w(゜o゜*)w

わたしは東京生まれの東京育ちで
東京をこよなく愛しているので
「東京のひとは冷たい」とか言われると
たいへん悲しい。
そんなことないのになあと
ずっと思っていました。
今の今まで。
でも角田さんが経験したような
こういう文化の中で育った人が東京に来たら
そりゃ「冷たい」と思うでしょう。
そりゃそうでしょう。
なるほどそういうことだったのか。(-ω-;)

実はわたしグアムに来てからずっと
「グアムのひとはフレンドリーじゃないなあ」
と思っているのです。
住んでるひとも遊びに来たひともみんな
「グアムのひとはフレンドリー♪」とか
ブログに書いたりしているけども
わたしにはちっともそんな気がしない。┐( -"-)┌
もちろん個人的に知り合いになれば
フレンドリーなひともたくさんいますよ。
いるけどもなんというか
通りすがりの人とかを含めた平均値としては
ノットフレンドリーイナフ。
フレンドリーさが十分ではない。(当社比)
それがなんだか淋しいなあと
ずっと思っていたんですよ。
でもこのエッセイを読んでやっとわかった。
つまり角田さんが体験した大阪みたいなところ
(= ニュージーランド)が当たり前だと思ってたから
グアムのフレンドリーさでは物足りないのだ。

今わたしは「東京のひとは冷たい」
って言ってる大阪(でもどこでもいいけど)
出身者みたいな気持ちだってことです。
余計ややこしいですか。
そうですか。(´・ω・`)
いいのいいの。
わたしがわかればいいの。
そういうことだったんだ!とわかって
スッキリしたからいいの。
最近天気はスッキリしません。

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そろそろ雨季だなあ・・・

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| 読書ノオト | 22:13 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑
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きなこさんが、お薦めして下さる本は、ほんとに面白いです
角田さんは、今まさに旬な作家さん、アマゾンさんに行ってきま~~す。
| ちびら | 2014/05/29 21:48 | URL | ≫ EDIT