PUREへの道のり
長らく南半球に住んでいたので
日本と季節が反対なのには慣れてるんですが
去年の今ごろNZが夏になって以降
ほぼ1年間ずーっと夏が持続しているため
いったい今が何月で
季節がいつだかわからない ┐(´-`)┌
という不思議な状況に陥っています。

ですが。
ニュージーランドはこれから夏で
つまりベストシーズンを迎えるので
ニュージーランド政府観光局が
100% PURE YOU 夏キャンペーン
というのをやってます。
動画が届いたのでご覧あれ。
あたしニュージーに住んでた頃は
この 「100% PURE」だとか
クリーン&グリーン とかいうコピーが
ぜんぜんピンと来てなかったんですけど
グアムに来てしみじみ実感しました。
ニュージーランドは本当にピュアでクリーン。
どこもかしこも清潔で気持ちいい。
空気もすがすがしい。
住んでる時は何とも思わなかったけど
これはとても素晴らしいことだなと思います。
あたしはどこに行っても
今自分が住んでる場所の悪口は言わない
・・・・のを心がけているので
グアムのことも好きになりたいんだけど
なりたいんだけどね。
どうしてもまだダメだ。
だって全然クリーンじゃないから。┐( -"-)┌
別にキレイ好きでも潔癖症でもなんでもないけど
そんなあたしがダメだと思うんだから相当ダメ。
こんなキレイな島なのに
どうして住んでる人が平気でゴミ捨てるんだか
まったく理解できない。

とはいえ。
ニュージーも15年前はゴミの分別もなくて
ビンも缶も生ゴミも全部埋め立ててたし
汚水も海にじゃんじゃん流していて
今のグアムとちょっと似たとこがありました。
まあ、こんなにひどくはなかったけどね。
自然を大切にする国っていうイメージがあったのに
なんでゴミの分別してないの!?
・・・って驚いたんだけど
「土地があり余ってるから埋め立てる場所には困らないし
あまりにも自然が当たり前にありすぎて
別に大切にしようとは思わないんだよ」と言われて
なんだそりゃ?と思った。
あたしは高度成長期の東京で育ったので
その時期には「自然」なるものはすでに身近になくて
自然というのは遠足等でわざわざ訪ねて行って
みんなで大切にしましょう!とか言われる存在でした。
だから自然が当たり前にありすぎる
っていう意味が実感できなかった。

で、オークランドもちょうどあの頃から
どんどん都市化が進んできて
今や見違えるような大都会になったわけですが(当社比)
それにつれてキウィの人たちの環境についての考え方が
ずいぶん変わってきたように思います。
ゴミの分別もキチンとするようになったし
ゴミそのものの量も減らそうと努力したり
なによりも自分たちが住んでいる島を
美しく保とうという意識が高まって来た(気がする)。
そういう経緯があってこその
クリーン&グリーン であり
100%PURE だと思うと
まるで歴史の生き証人のようで感慨深いわ。(ーωー)

なのでグアムの人たちも今はまだ
「自然が当たり前にありすぎる」
・・・と思ってるような気がします。
これからみんなが少しずつ変わってくれればいいな。
10年とか20年とかかかるかもしれないけど。
今日のはニュージーのおさしんよん。

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| 魔王ミッション | 12:26 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑
素晴らしい!
しっかり見たよ、100パーセント PURE YOU 夏キャンペーンの動画。もう癒されまくりでした。パソの前で深呼吸しちゃったよ。山も海も湖も草原も空も気持ちいいね。そうなるのには、まず身近な自然を大切に思うとこから始めなくちゃならない遠い道のり。でもグアムもNZみたいなってくれたら・・いやなれるよね、ひとりひとりの気の持ちようから変えていけばいいんだもの。あのね、夏のNZに猛烈に行きたくなっちゃいました。心も体も開放したい!!
| わか | 2011/11/15 12:58 | URL | ≫ EDIT