永遠の0
きなこ家実家では毎年8月15日になると
戦時中はこんなものしか食べられなかったのよ!
・・・と、「すいとん」とか「さつまいも入りご飯」
などが食卓に並んだのですが
いかんせん母は料理上手だったものですから
コドモたちは
おいし~!! \((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/
とか言ってよろこぶので
本人的にはどうも納得いかないみたいでした。(笑)
さて、65年めの終戦記念日なので
ぜひ読んでいただきたい本をご紹介します。
永遠の0 (講談社文庫)
「妻と娘のために絶対に生きて帰る」
・・・と言い続けながらも
神風特攻隊の一員として
終戦直前に命を落とした男の話です。
小説としてのストーリーよりも
当時の航空隊員がどんな状況におかれていたのか
まるでドキュメンタリーのようなリアル感に圧倒されます。
うちの両親は終戦の時に小学生だったので
わたしも小さい頃から事あるごとに戦争の話を聞かされ
本や映像などをかなり積極的に与えられてきたのですが
今となってはもっともっと聞いておけばよかったと思います。
戦争をまったく知らない世代が増えるということ
それは本当にすばらしいことだとは思いますが
戦争体験を実際に聞ける機会がどんどん減っている今
こうして記録と記憶に残し、次の世代に伝えていくことが
平和な現代に生きるわたし達の役割なのでしょうね。

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| 読書ノオト | 11:10 | comments:24 | trackbacks:0 | TOP↑
ま、まさに!
今読んでいる真っ最中です。
戦争体験本などはあまり興味がなく今まであまり読まなかったのですが、この本は良い!なんかホントっぽくって、途中ですが皆様の体験談の部分では幾度と涙が出てきました。
ゆっくりじっくり読みたい本です。
| りんころ | 2010/08/15 08:49 | URL |