初公開!アイス秘蔵映像
クリスマス・イヴの24日、散歩をしていたら
白くてフワフワの小型犬が家から飛び出して
ワンワン言いながらこっちに向かってきたんですよ。
アイスはマズルをつけていなかったので大あわて。

↑一瞬にしてこんな新聞記事が脳裏をよぎる。
なのでおかーさん全身全霊でアイスを阻止!
よっしゃ、やれるもんならやってみろ!щ(゜ロ゜щ)
・・・のつもりだったのに。
あたしの心配はどこへやら
アイスくんまったく興味なし。
ていうか無視。
以前ならすごい勢いで飛びかかろうとしてたのに。

ま、リードついてなかったらアウトでしたけどね。( ̄∇ ̄*)ゞ
でも以前に比べると格段に落ち着いてきたのはたしかです。
最初のころは見るものすべてに反応してましたからね。
ずいぶんペットらしくなったものだなあ。
さて、アイスのようなリタイア・レーサーは
かわいいパピー時代を一緒に過ごすことはできないのですが
その代わりに公式の記録がキチンと残されているので
普通のペットとは別の楽しみがあります。
ニュージーランドの場合は
Greyhound Racing New Zealand (GRNZ) という協会が
すべてのレース犬についてのデータを保管していて
引退した後も検索できるようになっています。
検索結果の画面にリンクできなかったので画像でご紹介します。
クリックすると拡大してちゃんと読めるはず。

*別窓で開いた画像をもう1回クリックしてみてください。
これによるとアイスは
300m前後の距離を得意とするスプリンターで
2006年から2008年までの2年間に
47回レースを経験して1着が8回。
3着までの入賞率は17%で
獲得賞金は8,616NZドルです。
なんだかこうしてデータで出てくると
ちょっと「たいした犬」っぽいですよね。
1度も勝てなかった犬もたくさんいるんですから
この成績はさほど悪いってわけでもないと思います。

いやエバるほどでもないけど。(6 ̄  ̄)
そして出走したレースは全て録画されているので
リクエストするとDVDに焼いてくれます。
なので1着になったレースだけを集めて
1枚のDVDにしてもらいました。
自分の犬のレース映像を見られるなんて感動。
友人ピロティがYouTubeにUPしてくれたので
ようやくみなさんにも見ていただける運びとなりました。<(_ _)>
いかんせん記録用のDVDなので
最初しばらく音声が入ってないし
その後も入ったり消えたりしますがご了承ください。
これは2006年8月8日、もうすぐ3歳のアイスにとっては11戦目です。
BURSTING OUT(バースティングアウト)というのが現役時代の名前。
黒い7番のシャツを着てビュンビュン飛ばしてるのがアイスです。
ゴールした後は一番最後まで白いフワフワに食いついてる。(笑)
よそのオバちゃんに頭なんかなでられちゃって
ヘラヘラしてんじゃねーよ!な~んて
現飼主としてはちょっとジェラシー感じますけどね。(笑)
よそのオバちゃんじゃなくてハンドラーさんだけど。
でも、こんな世界で生きてたんだなあというのがわかって
ちょっとあたし、意識を改めました。
他の犬たちと競い合うように育てられてきたのに
ハイ今日からペットですからみんな仲良く遊びましょうとか
白いフワフワはお友達だから追いかけちゃいけませんとか
そんなこと急に言われたって、そりゃ無理な話だ。
白い犬無視できるようになっただけでもたいしたもんだ。
いいよいいよ、おまいは今のままで上出来だ。
よくやったよくやった。
あとはゆっくりくつろぎなさい。

くつろぎすぎ!ヾ(`◇´)ノ彡☆
あと顔が怖すぎ!!
人生いろいろあるものだ。

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| グレイハウンドの世界 | 10:27 | comments:52 | trackbacks:0 | TOP↑
No title
アイス君ぶっちぎりじゃないんですか!!かなりびっくりしました。早いなぁ~って。凄い凄い。尊敬の目で見てました。でもこういう風に白いふわふわを追いかけるように訓練されていたらそりゃマルチーズもビション・フリーゼも本人(本犬)は「追いかけなきゃ!!」って思うようになりますよね。でもきなこさんが辛抱強く接してくれたからアイス君もここまで穏やかになったんだと思いますよ。たまに辛抱できずに返してしまう人もいると思いますし。こうやってだんだん犬らしく生きていけるようになってよかったね、アイス君。
パピーの写真とかはGRNZ持ってませんよね?アイス君のパピー時代がとってもみたいのに…。
| いのり | 2009/12/29 08:04 | URL |