みなさまクリスマスいかがお過ごしでしたか?
グアムは24日は台風みたいな悪天候で
観光客の皆様はお気の毒でしたが
25日はスッキリ晴れてイイ感じでした。
涼しくて気持ちよかったので
朝の散歩も久々にDFSまで遠出。

さてアイスくんの甲状腺、
前回(→
☆) 薬の量を半分にして
1週間様子を見てみましたがとても調子がいい。
・・・ていう話を
獣医さんにしてみようかな
などと思っていたところ
グレイハウンドを飼っているかたから
メールをいただきました。
そこにグレイハウンドの甲状腺についての記事への
リンクを貼ってくださったのですが (→
★ 英語です)
それによるとグレイハウンドというのは
基本的に甲状腺の数値が低いので
まさに今回のように単純な血液検査の結果
「数値が低い!甲状腺機能低下症!薬くすりっ!!」
・・・と投薬治療をして逆に亢進症になってしまう
という
misdiagnosed (= 誤診) がとても多いのだそうです。
これはグレイハウンドだけでなく
サイトハウンド全般によくみられるケースだそうなので
サイトハウンドの飼主さんはお気をつけください。
本来は↑上のサイトに書かれているような
詳細な検査をしなければならないそうです。

グレイハウンドはちょっと特殊な犬種で
他の犬に当てはまらないことが多いのですが
今回わたしはそのことをすっかり忘れていました。
たしかにそもそも覇気がない犬種ではありますが
モナカがいなくなってめっきり老け込んだ感じがした。
もちろん精神的なものだけではなくて
老け込んでもおかしくないお年頃でもあるのですが
なんとかもうちょっと元気になって欲しかったのです。
そこで以前通っていた獣医さんに久々に行ってみたら
「鍼治療やってみる?」「甲状腺調べてみた?」 と
他の獣医さんとは違う切り口を提案されたため
そうか!そっちだったか!!!
と、100%そっちに気持ちが向いてしまったのでした。
NZの獣医さんなら知っていたのかもしれないけど
グアムの獣医さんにそこまでグレイハウンドの専門知識がないのは
誤診とかではなく、仕方ないことだと思います。
7年ぐらい前までドッグレースがあったとはいえ
犬たちの環境は劣悪だったそうなので
甲状腺の心配をする飼主なんかいなかったでしょうし
今はほとんどグレイハウンドが残っていないので。

なので本当は飼い主のわたしが
ちゃんと勉強しておくべきだったのに
舞い上がってそれを怠ってしまった。
そのせいでアイスを辛い目に遭わせてしまったと思うと
かわいそうで申し訳なくて、ああダメ飼主だなあと反省します。
結局教えていただいた記事をプリントアウトして
獣医さんに見せながら話したところ
ああもうカンペキにこれだね! ということになり
薬は徐々に減らして今月いっぱいで止めることにしました。
わたしは気がつかなかったんだけど
1週間前に診てもらった時 は
目がやたらギラついていたらしいのですが
薬を減らしたおかげで今回は明らかに顔つきがちがって
以前の落ち着きが戻っているそうです。

というわけでおかげさまで
クリスマス前にいろいろスッキリして
まったり犬に戻ったアイスくんです。
メールをくださって本当にありがとうございました。
ダメ飼主のせいで3か月間
つらい思いをさせてホントに申し訳ない。
無知は罪なりということを
つくづく感じているとともに
あらためて飼主の責任の重さを認識しています。
でも気がついてよかった( ´o`)
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