連休最終日、日本のみなさんはいかがお過ごしでしょうか?
わがオットは札幌にいるもようです。
「バ●アを押しのけて『じゃがポックル』を買ったので感謝しろ」・・・というメールが来ました。(ホントに入手困難らしい)
ありがとうございます。
ススキノのキャバクラで疲れを癒してください。

*今日なら買えるみたいです。
さて、そんな連休最終日にご紹介する本は
『めざましテレビ』の売れてる本ランキングで
ず~っと上位にランクインしていたので
ものすごく気になっていた、こちら。
日本人の知らない日本語
日本語学校の先生をしている著者が出会った
外国人学生のさまざまな日本語に対する「?」をもとにしたコミックエッセイ。
わが友人
SATOちゃんも日本語教師なので
ブログを読んでいると時々とんでもない質問を浴びせられていて
まぁご苦労なことですなあと思っているのですが
この本に出てくるエピソードは爆笑の連続。(他人事なので)
なかでもわたしが一番気に入ってるのは
座ったまま質問しようとする学生さんに先生が
「立って言ってください。」と言ったところ
「た」・・・って言われた、ていう
まぁそれだけの話なんですけどね。 (* ̄∇ ̄*)
マンガなので面白さ100倍です。
この「先生が学生さんたちに愛情を感じているのがよ~く表れていて
すごく笑えるんですけど、ちっともバカにした感じにはなっていなくて
そこにわたしはとても好感を持ちました。
あとマンガなので小難しくないのもGOOD。
おすすめ度★★★★★ (こればっかり)

でも、逆に外国語を日々学んでいる者としては
笑ってられないなあという言いまつがいなんかも多々あり。
たとえば英語の
「ear」 と
「year」 は
発音が違う(らしい)んですけど
あたしなんか何年たってもその違いがうまく表せません。
まあ「箸」と「橋」みたいなもんで(ちょっと違うか)
普段の会話では文脈から察してもらえますから
言いまつがってヒドイ目に遭った、ということはないんですけど
たぶんいつも
「ニュージーには15耳住んでいます。」みたいなこと言ってんだろうなあ、あたし。

ところで、この本には「先生、おられますか?」みたいに
日本人でもつい間違ってしまう敬語というのも出ているんですが
(「おる」は「居る」の謙譲語なので「られる」をつけて強引に尊敬語化しようとしてもムリ
・・・・・・なんだそうです)わたくしも常々たいへん気になっている言い方があります。
最近、年齢的にもキャリア的にも敬語を使われる機会が多いのですが(悲)
たとえば会議なんかで資料を配っている人が
「あれ?きなこさんに渡したっけ?」とか思った時に
「きなこさん、これもういただかれましたか?」・・・・ってよく言うんですよ。
よく、っていうかもう9割の確率で。
いや~それヘンでしょ、と思うんですけど
本人はものすごく丁寧に言ってるつもりらしい。
人生の先輩として直してあげるべだとは思うんですが
コイツの将来なんかどうでもいいのでこうも頻繁に、しかもいろんな人から言われると
今はこれもアリなのかも、という気にもなり。
この機会に調べてみたらやっぱり間違いらしいんですけど
どうもねえ、日本語はホント難しいです。
ネイティブでよかったです。
ていうか、そうじゃなかったら絶対学ぼうと思わないでしょうね
こんなややこしい言葉。 ┐(´-`)┌
押させていただかられますか?(壊)

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