先日募集した
「迷子犬&猫の傾向と対策」について
たくさんのご意見・アイデアありがとうございました。
すごくためになることがたくさんありましたので
みなさんプリントアウトのご用意を。
長いのでサクサクいきます。
ではまず
予防策から。
<犬ネコ共通>
圧倒的に多かったのは、
迷子札。ただし、
カプセルの中に詳細の紙を入れておくタイプは
保健所などでわざわざカプセルを開けてまで 調べてくれない(らしい)ので
普通のプレートタイプがいいみたいです。 (
さち。さん)
その他、
・マイクロチップ・・・最悪、保健所で必ずチェックされる 災害時にも役立つ
・名前・電話番号入りの首輪
・普段から写真を撮っておく
・警察・動物病院・最寄りの交番に連絡(携帯に登録しておくとGOOD)
・去勢去勢についての考え方はいろいろだとは思いますが
迷子という観点からすれば、メスを追って脱走する可能性が減る
・・・ということがあるので、NZでは推奨されています。

<ネコ>
こちらも圧倒的多数で、
外に出さない(家飼い)というご意見が主流でした。
知らなかったのですが、ネコ用には
引っかけた時切れるようにできてる首輪というのがあるそうですのでご利用を。
<犬>
ダントツで多かったのが、
リードをはずさない。迷子札といいリードといい、基本中の基本ですが
やっぱりこういうことが大切なんですねえ。
その他、
・鑑札を必ず着ける
・はずれないよう、首輪ではなくハーネスタイプにする
・散歩は同じコースで(自力で帰ってこられるように)
・呼び戻しの練習を欠かさない
・戸締まり!玄関・門を二重に・・・というご意見などをいただきました。
ちなみにわが家では、
小顔で首輪が抜けやすいモナカにはハーフチョーク
アイスが使っているのは
マーチンゲールカラーといって
顔より首が太いサイトハウンド用の首輪です。

さて、万が一迷子になってしまったら?
・・・の、
対策編。
まず真っ先にすることは、
・時間との勝負!なるべく速く
・警察・保健所に連絡
*横のつながりはないので管轄外にも連絡すること・・・(うるちゃんさん)届け出の時の注意点として、
・飼い主が自分の犬の犬種を間違って覚えていて、
迷子になったときに間違った犬種を保健所等に伝えてしまったために、
保護されても飼い主に連絡がいかず(届出と違う犬種だったため、
係りの人が違うと思ってしまった)、結局殺処分になってしまった(ゆりりんさん)・・・ということがあったそうなので要注意です。
探しに行く時のポイントは、
・迷子になった時間に集中的に探すと、
同じ時間に毎日そこを通人からの情報があるかも(うるちゃんさん)
イヌの性格を把握しておいて、行きそうなところを予想する(rikushi さん)犬が家や公園などを出て、左右まずどっちの方向に行ったのか
それだけでも重要なヒントになります。
モナカも過去3回ぐらい脱走したことがあるんですが
いずれもご近所の庭でよその犬に吠えられてるところを見つけました。(^^;)
1時間以上探したこともありますが、意外に近くにいたりするものです。

残念ながらご近所にいなかった場合は
さまざまな媒体を使って捜索することとなります。
・ラジオ
・地元の新聞
・ポスターを貼る(コンビニ、ゴミステーション、公園)
・チラシを配る
・折り込みチラシ
・ネットで呼びかけあと意外なところで、
バイク便・郵便配達の人に聞く(ひめさまさん)というのもあり、これはけっこう効果がありそうですね。
それではここで、
はかなさんによる
ポスターの作り方講座!ポイントは、
・探してます!等でかでかとタイトルを
・写真はカラーで2カットぐらいは載せる
・模様とか特徴をいつどこでいなくなったかをわかりやすく書く
・あと大事なのは そのポスターに名前や連絡先を書いた名刺みたいなサイズの紙を
下に何枚か一緒に印刷しておき切り目をいれて持っていってもらいやすくする・・・・・・これをもとに作ってみたのがコチラです。

一番下の電話番号が入っている部分に切りこみを入れて
ちぎって持っていかれるようにする、というのは
NZの貼紙にもよく使われていて、とても便利だと思います。
そして、飼主さん以外には
フレブルとボストンの違いがわかりにくい(さち。さん)などということもあるので、大きさや特徴をわかりやすく書いておくのも大切ですね。
さらに、長期戦になりそうな時は
・デザインや色を定期的に変えて貼り続ける(afro―101さん)というのも、人目をひきやすくするコツです。
でもこれ、作ってみて気がついたんですけど
犬がいなくなってアタフタしている精神状態で
果たしてこんなことできるのかなぁ?というのもちょっと不安。
写真を選んだりするのもけっこう時間かかるので
ヒマな時にあらかじめ構想を練っておくといいかもしれません。
では逆に、
迷子を見つけた場合。・周りの人に聞いて回る
・カメラで撮影→お散歩仲間にメール(黒みつさん))
・ネットの迷子リスト等チェック→目撃情報を書き込む
・動物病院に連れて行って心当たりを聞く
・警察に連絡=NZ限定編=
・工事現場で聞き込み(ゆうさん)
(迷子はたいていビルダーさんの犬であるため)・・・ちなみに飼いネコか野良ネコかの判断は、
ズバリ、勘。 だそうで
ここらへんにもネコ飼いさんの奥深さを感じます。
・外猫か野良猫かは、汚れ具合で判断しています。
日々汚れていくようなら「野良」。 ある日、きれいになってたら「外」。 (じんのすけさん)
・首輪の有無
・目やに・鼻水
・体型(ガリガリなら野良ネコ) (以上3つぎんはなさん)
・毛づや
・顔つき(野良ネコはきつい、愛想がいいと家ネコ)
正解は、お家に入っていったので迷子にあらず。(たぶん)
・・・・・・・・・(*´ο`*)=3
長かったですね~。
書くのも疲れたけど読むのもお疲れさまでした。
でも結局、迷子になった時も見つけた時も
もっとも役に立つと思われたのは、
日頃からのご近所付き合い です。
なるほどな~。
ITだのユビキタスだの地デジだの(関係ないか)
・・・なんていう時代になっても
迷子札をつける とか
リードをはずさない とか
ご近所付き合いを大切にする とか
そういうシンプルなことが、実は一番大事なんですね。
なんかすごく納得してしまいました。
みなさま、ご協力本当にありがとうございました。
万が一の時に、少しでもお役に立てばコレ幸い。
でも、誰も迷子になりませんように。
そして迷子のみなさんは、はやくお家に帰れますように。
もはやバナーを作る気力がありませぬ。

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