☆つれモナ☆

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SHALOM COURTでお茶



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来月また2週間ほど日本に帰るので、その前にSHALOM COURTに行ってきました。
パトリシアさんに電話してアポを取る時に、ちょうどこの日は引越しをされる方のために
「さよならモーニングティー」をしている、と言われたので遠慮しようとすると、
「だからみんなラウンジに来てるからいらっしゃい!」とお誘いを受けました。
なんだかどこに行ってもボランティアどころかお茶ばかりいただいている
今日このごろですが、ありがたく伺わせていただくことにしました。

SHALOM COURTまでは散歩がてら歩いて行けるのですが、
朝まで雨が降っていたのでモナカくんのお腹や脚が泥で汚れてしまうのがちょっと心配。
洋服は着せていくと汚れてしまうかもしれないので、あとで着せることにしました。

敷地の入口で手足を拭いて、洋服を着せているとパトリシアさんがやってきました。
「ラウンジからみんな見てるのよ~!早く入ってらっしゃい!!」
物陰でこっそり着せていこうと思っていたのに、バレバレでした。
でも、そんな風にみなさんが待っていてくださると知って、とてもうれしかったです。

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ラウンジに入るなりモナカくんが向かっていったのは、ベンさんのところ。
午前中からウィスキーの匂いプンプンのチョイ悪ベンさんは、いつもお部屋でビスケットをくれるので、モナカくんは大好き。広い敷地の中で、ベンさんのお部屋には迷わずドアの前まで行かれるくらいです。
でも、前回訪問した時ははご不在だったので、モナカくんが会うのは半年ぶり。その記憶力にはビックリです。

一方ベンさんは「ふん、当然だぜ」という雰囲気で「モナカ、SIT!」などとコマンドを出し、
ケーキの切れ端なんかあげちゃってご満悦です。
なんだかこの2人、見ているだけでほのぼのしてしまいます。
来月もまた遊んでね、ベンさん。

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セラピー犬が癒される?



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EASTCLIFFに行って来ました。私が訪問しているのは介護が必要な方々がお住まいの棟なのですが、
隣には介護不要の高齢者用アパートがあります。
今回はこちらから、なんと92歳になるジーンさんがピアノを弾きに来てくださいました。
写真中央で立っているのがジーンさんです。曲の合間に作曲家やその曲にまつわるエピソードなどの話を交えながら、
とてもとても92歳とは思えないスムーズな指の動きで、30分ほど見事な演奏を披露してくださいました。
そして、そのお年でなお、他の誰かのために演奏しようと思う気持ちが、何よりもすごいと思いました。
モナカくんも、演奏中は足元に寝そべってリラックスムード。
どうするかな?と思っていたのですが、静かにじっと聞き入っていました。

演奏のあとは、一緒にお茶をいただきながらみなさんとおしゃべり。セラピー犬訪問どころか、
こちらが音楽で癒されてしまいました。
ヘレンさんによると、月に1度は盲目の男性がピアノを弾きに来てくれるとのこと。
「自分のできることを、必要とされる場で提供する」という、ボランティア本来の意味が
このニュージーランドではとても自然に根付いているように思います。

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実は今回、ヘレンさんから新たな提案がありました。
それは、セラピー犬訪問と同時にピアノの演奏も行うという計画。
母が入院していたホスピスでもこうしたコンサートがあったのですが、
想像していた以上に心が安らいで感動したことを覚えています。
せっかくピアノが弾けるので、私も恩返しをしたいと思っていたところでしたから、まさにグットタイミング。
…とはいっても長らくピアノをお休みしていたので
まずはリハビリから、というかピアノ購入から始めなければなりません。
まぁ来年の目標というところですが、目標ができるのはいいものですね。

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カラダがよろこぶ足跡クッキー



ひさびさにレシピの更新です。
鳥居満智栄さんのレシピを参考に、バターを使わずに作りました。
色の濃い部分には、チョコの代わりに「キャロブパウダー」を使うのが一般的ですが
NZでは簡単に手に入らないので、代わりに使える物はないかと探していて
偶然見つけたのが「Linseed」(フラックスシード)。
「ねりごま」なんかでもいいんじゃないですか?

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◇材料◇
全粒粉       200g
卵         1個
オリーブオイル   大さじ2
カスピ海ヨーグルト 大さじ2
Linseed       適量(大さじ4ぐらい)
*最終的に固まればいいので、分量はあくまで目安ということで。


◇作り方◇
① Linseed以外の材料をボウルに入れてよく混ぜる。
② ①の1/3を別に取り、Linseedを混ぜて茶色い生地を作る。
③ ②でできた茶色い生地を2:1ぐらいの割合に分け、
少ない方をさらに3等分して、太1+細3、計4本の棒状にのばす。
 *太い棒が大きい肉球、細い棒が小さい肉球になります。
④ ①の白い生地を小分けして、③のうち細い3本の棒をそれぞれ巻く。
⑤ 残りの白い生地を四角く伸ばし、③の太い棒と④を合わせて
足跡型に重ね、太巻きの要領でくるっと巻く。
⑥ 冷凍庫で固める。(2時間ぐらい)
⑦ 固まったら1センチ弱の厚さに切り、180℃で25-30分焼く。


*⑥の状態でそのまま冷凍保存もできます。


説明ベタで難しそうに見えますが、私でも作れるのでご安心ください。
切った後も多少の修整はきくので、切り口の柄がズレたら手で直せます。



ところでLinseed(フラックスシード)とは?

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オメガ3脂肪酸などが豊富に含まれた健康食品。
血液サラサラ効果やガンのリスク低減、心臓病や糖尿病さらには肥満予防と
夢のような効果がある(と言われているらしい)食品です。
人間はもちろん、犬の健康にも役立つのでペットフードにも使われています。
残念ながら日本ではなかなか売っていないようですが、NZでは安くて簡単に手に入ります。
ちなみにこれから作られた「フラックスシード・オイル」は日本でも手に入りやすく
もちろんカラダにいいのですが、加熱調理には向かないので気を付けてください。





レシピのオリジナルはこちら。

ワンちゃんのためのお菓子な手作り ワンちゃんのためのお菓子な手作り
鳥居 満智栄 (2003/12)
家の光協会

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こちらも半年ぶり



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前回のEASTCLIFFに続いて、SHALOM COURTにも半年ぶりに行って来ました。
11時の約束だったのですが、行ってみたら担当のパトリシアさんが外出していて
「ご自由にどうぞ~」とのこと。
スタッフの皆さんは私のことよりモナカくんを覚えているので
全面的に信頼していただいているようです。

…とは言っても、今まではパトリシアさんとずっと一緒にお部屋を回っていたので
1人ではなんとなく心細いかぎり。

そのうえ、ドアが閉まっているお部屋が多かったので、
わざわざノックしてみるのもちょっと失礼かな?などと躊躇してしまいます。
パトリシアさんもヘレンさんも、ノックしてどんどんドアを開けてしまいますし
私にも、遠慮せずに開けちゃっていいのよ!などと言うのですが
どうも日本人だからなのか、あまりお邪魔はしたくないなぁ、という心境。
それでも4部屋ほど訪問して、喜んでいただくことができました。

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この写真の方は、昔ファームをやっていて、たくさんの牧羊犬
たちと暮らしていたそうです。
「犬は本当にいいわねぇ」とつぶやきながらモナカくんの頭をなでる表情がとても懐かしそうで、
声をかけてみてよかったなぁと思いました。
ラブラドールを飼っていたという方は、モナカくんにひとしきり話しかけていたり。

お部屋を出る時には必ず、「来てくれてどうもありがとう」と言われます。
日本語では照れ臭くてなかなか言えない言葉ですが
この一言をいただくと、「こちらこそ、お部屋に入れてくださってありがとう」と
ついついお礼を言ってしまいます。
そんなやりとりだけでも、心が温かくなるというものですね。

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