☆つれモナ☆

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体調やや回復



4月25日は祝日のため、本来QPSは休みだそうですが
私が心配しているだろう、ということで特別に面会を許可してもらいました。
しかしさっそく行ってみると、またしても更なる衝撃の事実が。

獣医さんに診てもらったところ、チャーリーは心臓だけでなく
肝臓も腎臓も歯もかなり悪い状態なんだそうで、
「日本の獣医さんがなぜOKを出したのか理解できない!」と怒られました。
確かに今回、MAFの検査以外には特に健康診断などしてもらいませんでしたが
年に1度のチェックや予防接種などはキチンと受けていたはずなので、
まさかそんなに全身の状態が悪いとは知りませんでした。
私はとんでもなく無謀なことをしてしまったようです。反省・・・。

それでも注射を打ってもらったらかなり回復したとのこと。
さらに、犬用ではなく猫用のブロックに移動したそうです。
どう違うのかな?と思っていましたが面会に行くとその差は歴然としていました。
ワンワン吠える声なども聞こえず、猫用のほうがずっと静かで落ちついた雰囲気。
こちらのほうがずっと居心地がよさそうです。
さらに、ベッドには電気毛布を入れてくれ、フリースまで着せてもらう特別待遇。

Dscn6539.jpg


前回の時はヨロヨロしていましたが、今日は私の姿を見つけると駆けよって来たし
トコトコと歩きまわったりもしていたので、だいぶ元気になった感じです。
何よりも、帰る時にワンワン吠えたのが元気な証拠。
とりあえずホッとしました。

これから、さらに抗生物質を投与したり歯の治療をしたりしてくれるそう。
やはりこのような事も含めて、日本でキッチリ検査をしてくるべきだった、と
本当に反省しています。そうしたらこんなに負担をかけずに済んだのに。
小さい身体がさらに痩せてしまって、ホントにかわいそうです。
なんとか家に連れて帰ることができれば、ひと安心なのですが。
まだまだ検疫期間が始まったばかり。
獣医さんに委ねて回復を待つしかなさそうです。

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NZ到着



NZ90便、オークランド空港到着は翌朝の8時過ぎ。
貨物室にいるチャーリーが気になって、私はほとんど眠れませんでした。
本当は空港からそのまま検疫所であるQualified Pet Services(QPS)に
行こうと思っていたのですが、面会時間は11:30から13:30と限られている上に
私の体調も悪くてヘロヘロだったので、当日の面会は断念しました。

家に着いてから電話で確認したところ、11:00頃になってようやく
無事に到着したことが判明。ものすごくお腹が空いているようです。
そりゃ出発前夜から何も食べていないんですから当然。
とりあえず元気だということなので安心したのですが・・・。

2日後、いよいよ面会に行くと衝撃の事実が。
なんとチャーリーは朝から下痢と嘔吐を繰り返し、ご飯も食べられないとのこと。

Dscn6523.jpg


犬たちがいるブロックに案内され、いよいよチャーリーの個室へと向かいます。
1匹ずつの個室で、手前が居住用、奥は運動とトイレ用、という感じ。
もちろん屋根もあり屋内なのですが、とにかく周りの犬がワンワン吠えていて
甘やかされて育ったチャーリーにとっては、いかにもストレスがたまりそうです。
そのせいもあるのか、私を見ても尻尾振るわけでもなく、目にチカラもなく
まさかこのまま死んでしまうのでは?というほどの弱りよう。
ここで本当に30日間も耐えられるのかどうか、とても不安になってきました。

実はチャーリーの引越しについて、飛行機さえクリアできれば
あとは大丈夫だろうと、簡単に考えていました。
でもこの状況を見ると、30日間の拘留期間がものすごいストレスになることは
一目瞭然。若くて健康な犬ならまだしも、チャーリーのように高齢で
病気まである犬を連れて来たのは、もしかしたら大失敗だったのかも、と思いました。

とにかくここまで来てしまった以上、なんとか頑張ってもらわないといけません。
QPSには幸い獣医さんがいるので、できる治療はなんでもしてください!と
お願いしてきました。あとはチャーリーの生命力に賭けるだけ。
がんばれ、チャーリー!

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成田空港にて



成田空港では、貨物ターミナルの方にすすみます。
日通さんから詳しい地図をいただいていたので、それにそって行くと
まず検閲があって、その先に動物検疫所と日通の事務所のあるビルがありました。

最初にパーミットなど一式もって動物検疫へ。
今までずっと電話でお世話になっていた日高さんに、ここで初めてご対面。
検疫所の職員さんは、意外もみなさんとっても若いのでビックリしました。
ここでは特にすることもなく、職員の方が必要な書類を作成してくださるのを待つのみ。
狂犬病やその他予防注射の証明書などを獣医さんからもらっていれば、
ここで提出します。(別になくてもかまいません)

チャーリーはここでバリケンから出して抱っこしていることができました。
簡単な身体検査があって、その後バリケンを封印するプラスチックのコードをもらいます。
本来ならここで封印してしまうのですが、日通さんなどに頼んでいる場合は
このままコードを持って行き、輸出手続が終った時点で業者さんに封印してもらうことができます。つまり、そのぶん少しだけ犬を外に出しておける時間があるということ。

動物検疫が終って通関業者に連れて行くまでの間が、
犬を外に出せる最後のチャンスです。
日通さんの事務所は検疫所の向かい側だったのですが、ここでいったん駐車場に下りて
お水をあげたりトイレ(しませんでしたが)など、ちょっと休憩しました。

Dscn6518.jpg


その後再び外に出て日通さんの事務所へ。
ここでは検疫所で作成してもらった書類一式を提出し、
あとは「輸送中に万が一のことがあっても責任もちません」という書類にサインします。
サインしたくないなぁ、と言ったのですがダメでした(当たり前)。

検疫中の薬は、30日分をビニールにいれて持っていたのですが
もし途中で無くなったりした場合のことを考えて、バリケンに貼るのは
数日分だけにしましょう、と言われました。
残りは最初の面会の時に持って行きます、と英語でメッセージを書いて
薬と共にシールで貼ってくれました。
このような点、とても親切で安心できました。

最後にいよいよ封印されて、ここでお別れです。
この時点でまだ14:00前。
チャーリーにとってはこれから明日の朝まで、長い長い旅の始まりとなります。

動物検疫と日通さんでの手続き、両方合わせても所要時間は1時間足らずでした。
ただし、他の犬や猫と同時になるともっと時間がかかると思います。
どちらの職員さんも、とても親切で手早く、安心してお任せすることができました。

さあ、あとは運を天に任せて飛行機に乗るだけです!

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いよいよ出発



出発前日、検疫所から突然「検査項目がひとつ抜けてました!」との電話。
大急ぎでチェックすると、出発4日前にするべきフィラリアの投薬が抜けてました。
パーミットの下のほうにページまたぎで書いてあったので、私も検疫所の人も
今まで気がつかなかったようです。これは要注意。でも見つかって良かったです。

心配していた入国日も、MAFからメールをもらってひと安心。
念のためパーミット本体にこれを添付して持って行くことにしました。

さていよいよ出発当日、獣医さんと相談の上チャーリーは朝ご飯無しで行くことにしました。
飛行機酔いで吐いたりした場合、食べ物が詰まったら危険なんだそうです。
鎮静剤も相談の上、無しということで。
このへんは犬の性格や体調によっても違うので、よく獣医さんと相談してみてください。

飛行機は18:15の出発ですが、日通さんには14:00頃までに来るようにとのこと。
その前に動物検疫を済ませなければいけませんから、
なんとか13:00頃までには空港に着きたいところ。
今回は車で送ってもらえることになったので、余裕を持って早めに家を出たら
なんと渋滞もなくスイスイと成田付近まで到着してしまいました。
空港に最も近い酒々井サービスエリアというところで、
いったんチャーリーをバリケンから出してリフレッシュ休憩。

Dscn6515.jpg



ここはちょっとした芝生のエリアもあるので、犬を車から出すにはおすすめの場所です。
ここから空港までは30~40分ぐらいですから、時間調整をすることもできます。

チャーリーにとっては初めての長時間移動となりましたが、今のところいたって元気。
これからどんな苛酷な旅が控えているのか、まだまだ本人には知る由もありません・・・。

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| 犬を連れてNZへ | 10:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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出発前の手続き



12日に、日通さんから輸送便が確定したとのFAXが届きました。
料金は77,372円。
動物検疫を日通さんにお願いする場合は、これに25,000円がプラスされます。

出発が迫ってきたので様々な手続きも目白押しです。
まずは「出発4日前」の虫下し(2回目)とフロントライン。
この成分を書類に記入しなければならないのですが、まったくわからないので
獣医さんから薬の空き箱をもらってその成分をカタカナで検疫所にFAXし、
それを英語に直してもらいました。こういう点はとても親切です。

さらに、チャーリーは心臓に持病があるので
30日の拘留期間中に与える薬を獣医さんにもらってきました。
この薬は輸送時にバリケンの上に貼り付けておけばいいそうです。
またNZの獣医さんに引き継ぐために、病名と薬品・成分名を英語でもらいました。

そして、拘留に備えて短くカット。
DSCN6497.jpg

なんか、「ムショ入り」みたいですが、暑いのが身体によくないチャーリー君は
このほうが安心かなぁ、と思ってカットをお願いしました。

・・・こうして順調に進んでいたのですが、ここで驚愕の事実が発覚!
それは、パーミットの入国日が間違っているということです。
正確に言うと、私が申請時に間違えたんですが。
あわててメールしたものの、あいにくイースターの4連休中でMAFには連絡が取れません。
検疫所のQPSからは「問題なし」とのメールをもらっているのですが。。。

NZから日本は夜のフライトになりますから、到着は翌朝。
みなさん、くれぐれも間違えないようにしましょうね!
(そんなの常識ですね、すみません・・・)

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| 犬を連れてNZへ | 22:19 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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血清検査&検便2回目



いよいよ出発10日以内の検査になりました。
なんだかドキドキしてきます。
前回デジカメを忘れて撮影できなかったので、今回はしっかり持参。
チビな上に毛が密集しているチャーリーから血液を採ることは、
こんな感じでけっこう大変です。前回と同じ所からは採れないみたいだし。
この後、後ろ脚からも採血しました。

DSCN6458.jpg


前回と同様、この後クール宅急便の営業所に持参して横浜の検疫所まで、
翌日の午前中必着で送ってもらいました。クール代込みで\850。
採血の代金は、やっぱり無料でした。

検疫所での血液検査は毎週水曜日に行われるので、
それに合わせて採血しなければなりません。
ここが微妙なところで、今回のように「10日以内」となると
11日に採血して12日必着がマスト、というかそれ以外の選択がありません。
念のため宅急便の営業所に確認してみましたが、私の住む地域からだと
前日(11日)の夜19時までに持ち込めば、12日の午前中に着くそうです。
遠隔地だと間に合わない場合もあるようなので、
その辺りは細かくチェックしておく必要があると思います。

ちなみに「10日以内」なら4月10日でもOKか?という問題ですが、
検疫所に聞いてみたところ、「MAF担当者によって見解が違う」
という、NZならではの答えが返ってきました(笑)。
微妙な時はMAFに直接確認したほうがいいようです。

それからついでに2度目の検便も行いました。
これは、「1回目から14日以上の間隔を置いて」という規定です。
ホント、このPERMITの解釈についてはややこしくて参ります・・・。

これで、本日はPERMITの7番と8番をクリア。
また念のために検疫所に電話していちいち確認です。
次回はいよいよ、「出発4日以内」の虫下し2回目とノミ薬(フロントライン)。
そして書類の最終チェックです。

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| 犬を連れてNZへ | 10:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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虫下し1回目



出発の21日以内と4日以内の2回にわたって、「内部寄生虫駆除」
つまり虫下しのお薬が必要になります。
これはあらかじめ獣医さんにもらっておいて、自分で飲ませればOK。

DSCN6425.jpg
これを、さらに半分に割って飲ませました。


次回の分と2回分あわせて、費用は700円でした。
それにしても日本の獣医さんは、本当に薬の代金しか取らないのでビックリ。
どこでもそうなんでしょうか、それともこの獣医さんがイイ人なだけ?
NZの獣医さんは、というか人間のお医者さんも一緒ですが
薬代+診察料で、この診察料がとても高いのです。
やっぱり、医療関係は日本の方がいいなあ、としみじみ思います。


ところで先日の血液検査&検便の結果ですが、
検疫所から獣医さんの所に連絡があり、問題なしだったそうです。
これも、ひとえに狂犬病などの予防接種をきっちり受けさせていた父のおかげ。
これがなければ、出発が半年以上遅れるところでした。

次回は4月11頃に2回目の血液検査の予定です。
だんだん複雑になってきたので、スケジュール管理にこのブログが役立っています。
自画自賛ですけど。

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