今回の犬連れ旅行、
実はわたしの
センチメンタルジャーニーでもありました。ヾ(´ε`*)ゝ
16年前の1995年5月
ワーキングホリデーで初めてNZに来た
その当日から約4か月暮らしたのが
この小さなちいさなWhitiangaという町。

東京生まれの東京育ちで
夜でもピカピカ明るいのが当たり前
・・・だと思っていたわたしは
初日の夜、あまりの暗さにビックリしました。
暗いのにはなかなか慣れることができず
町にたった1件しかなかったパブに行くのに
「懐中電灯貸してください!」
なーんてホストファミリーにお願いして
はあ?って顔されたのを覚えてます。
そりゃそうだ。
今そんなこと言うヤツいたら
あたしだって はあ?って思う。
でもそのぐらい
「夜が暗い」ってことが
カルチャーショックだった16年前。
ていうか
そこまでしてパブに行くか、あたし。( ̄∇ ̄*)ゞ

ちょっとジュース買いに行くにも
20分ぐらい歩かなきゃならないとか
そのお店も日曜日には閉まっちゃうとか
アレがないとかコレがないとか
とにかく日本から来たわたしにとっては
ものすごーく不便で、不便すぎてもうなんていうか
一周して逆に新鮮! \((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/
・・・みたいな気分になり
一生ここに住みたいと思うくらい好きな町でした。
たぶん最初にここに来たから
ニュージーランドが好きになったんだろうなあと思います。

その後オークランドに出て行ってからも
ファームステイだの何だのと
1年間のワーホリ生活のほとんどを
このコロマンデル半島で暮らしたほど。
でも本格的に仕事を始めてからは
なかなか遊びに来る機会がなかったので
今回は12~3年ぶりぐらいの訪問でした。
その間にWhitiangaはリゾート地として開発され
ファームだった地域に水路が引かれて
キレイな新築のお家がバンバン建ったり
コジャレたお店がたくさんできたりして大変身。
まあ別にあたしはここで育ったわけじゃないので
故郷が変わっちゃって淋しい、とかいうよりも
やっぱ目の付けどころが違うわ、あたし ( ̄^ ̄)
・・・という
「さすがあたしモード」突入だったのですが。

とにかく、そんな大好きな町に
NZを離れる前に戻って来られて
本当にうれしかったです。
Whitiangaに行こう!と言ってくれて
ありがとう、みんな。(泣)
そして、ここに来たからには
どうしても行ってみたかったのが
当時通っていた語学学校。
一般のお宅みたいな
白くてちいさい家が校舎で
とってもかわいかったんですよねえ。
でも学校もまたずいぶん大きくなったみたいだし
あのかわいいお家も建てなおしちゃったのかなあ?
・・・・と思ったら。
あった!! O(≧▽≦)O

懐かしいなー。
ここで知り合ったフランス人とかイタリア人とか
スイス人とかとみんなでレンタカー借りて
1カ月かけてNZを旅行したりしたなあ。
誰も英語がロクに話せなかったのに
なぜかちゃんと話が通じて
毎日楽しかったなあ。
若いってスバらしいわ。
(さほど若くもなかったけど)
あと、この学校は毎日
午後はアクティビティの時間だったので
カヤッキングとか乗馬とかアブセイリングとか
そういう「NZっぽいこと」をたくさん体験できました。
ここに来なかったらきっと一生やらなかったなあ。
・・・なーんて思い出に浸っていたら
オーナーご夫妻、という方々に声をかけられました。

現在はタイにいる以前の校長先生から
数カ月前に彼らがビジネスを引き継いだとのこと。
週末で学校は休みだったのですが
たまたま通りかかってみたら
犬いっぱい連れた女が写真なんか撮ってるので
よっぽど怪しかったんでしょう、きっと。
わたしがいた頃の先生方は
ほとんどが相変わらずここで教えているそうで
なんだか時間が止まっているかのようでした。
まさかここに犬連れで戻ってくるなんて
あの頃は想像もしてなかったなあ。。。
NZ生活の締めくくりにふさわしい
センチメンタルジャーニー、大成功! ( ̄▽ ̄)b
ほんとにいい町なのでおすすめ♪

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