社長ふたたび海を渡る(後編)
≪前編のあらすじ、ていうか全文≫
・・・そういうわけで、なんと成田空港の税関で
社長の「毛」がSTOPさせられてしまったのです。
罪状 理由は、動物検疫を通過できないため。
社長が生前、狂犬病や伝染病にかからず健康であった
・・・という証明書がないと通過させられないそうです。

NZは動植物検疫がとても厳しく
一般の郵便物も全部チェックされるんですけど
日本の税関を甘く見てマシタネ~。
同封した毛なんてほんの微量で
このぐらいなら洋服に付けたまま出入国してる程度なんですよ。
普通郵便で送ったら、そのまま届いたのかもしれないのに
大事を取ってDHLで送ったのがアダとなり。
で、そこからですよ、
二国間協議にもつれこんだのは。
ものすごくややこしくて長い道のりだったので
詳細は省きますけれど、
要するに
「証明書がないと通関できません」という日本側と
「そんな証明書は発行できません」というNZ側とのバトル。
ついには大使館まで巻き込んだ騒動に発展。

そして膠着状態のまま、月日は流れ
3ヶ月が経過し・・・・・(長っ!)
正直言って、もうあきらめましたよ。
「遺髪」は別にあることだし、
もはや事件は迷宮入りしそうだし
廃棄処分にしてもらうしかないかな、と。
で、わたくし最後の賭けに出ました。
直談判。
NZの場合、こういう時ハナにもひっかけてもらえないか
もしくは直接話すとあっという間に解決するかのどっちかです。
やってみようじゃないの。( ̄▽ ̄)
思い切って担当者に電話してみると、案の定留守電。
あ~やっぱりハナにもひかからなかったわ、と思いきや!
切った直後に向こうからかかってきました。

話し方から察するところ、
相手は(たぶん)マオリかアイランダー系のお兄ちゃん。
しかもすぐかけ直してくれる仕事の速さといい
この国でもっとも話のわかるタイプです。
こりゃイケるかもしれませんよ、社長。
事情を話すと、すぐに成田に電話してくれ
その日のうちに日本の担当者宛に
「このメールをもって証明に代えてはいただけませんかね?」
という書面まで送ってくれ
まるでダムが放水するように事態は電撃解決。
すごい、お兄ちゃんすごい!!\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/
最終的にお互いかなり融通をきかせてくれて
「証拠を残したくないので電話で。」みたいな
規則スレスレのところまで譲歩してくれた
日本とNZの担当者のみなさん、
辛抱強く待って下さったDHLのみなさん、
そしてもちろん、mecallの森さん。
みなさんのご協力に心から感謝です。m(_ _)m

・・・しかし何よりも
あれっぽっちの毛のために
2ヵ国の国家公務員を3ヶ月も働かせ
これだけたくさんの人を動かしてしまった社長。
やっぱり天空に行ってさらにパワーアップしたもようです。
さて、そんなに苦労して届いた毛は
いったいどんな風に使われたかというと。。。
あぁっ、やっぱり終われなかった!
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番外編につづく。(すみません…)
この下に例のアレについてお知らせ。
・・・そういうわけで、なんと成田空港の税関で
社長の「毛」がSTOPさせられてしまったのです。
社長が生前、狂犬病や伝染病にかからず健康であった
・・・という証明書がないと通過させられないそうです。

NZは動植物検疫がとても厳しく
一般の郵便物も全部チェックされるんですけど
日本の税関を甘く見てマシタネ~。
同封した毛なんてほんの微量で
このぐらいなら洋服に付けたまま出入国してる程度なんですよ。
普通郵便で送ったら、そのまま届いたのかもしれないのに
大事を取ってDHLで送ったのがアダとなり。
で、そこからですよ、
二国間協議にもつれこんだのは。
ものすごくややこしくて長い道のりだったので
詳細は省きますけれど、
要するに
「証明書がないと通関できません」という日本側と
「そんな証明書は発行できません」というNZ側とのバトル。
ついには大使館まで巻き込んだ騒動に発展。

そして膠着状態のまま、月日は流れ
3ヶ月が経過し・・・・・(長っ!)
正直言って、もうあきらめましたよ。
「遺髪」は別にあることだし、
もはや事件は迷宮入りしそうだし
廃棄処分にしてもらうしかないかな、と。
で、わたくし最後の賭けに出ました。
直談判。
NZの場合、こういう時ハナにもひっかけてもらえないか
もしくは直接話すとあっという間に解決するかのどっちかです。
やってみようじゃないの。( ̄▽ ̄)
思い切って担当者に電話してみると、案の定留守電。
あ~やっぱりハナにもひかからなかったわ、と思いきや!
切った直後に向こうからかかってきました。

話し方から察するところ、
相手は(たぶん)マオリかアイランダー系のお兄ちゃん。
しかもすぐかけ直してくれる仕事の速さといい
この国でもっとも話のわかるタイプです。
こりゃイケるかもしれませんよ、社長。
事情を話すと、すぐに成田に電話してくれ
その日のうちに日本の担当者宛に
「このメールをもって証明に代えてはいただけませんかね?」
という書面まで送ってくれ
まるでダムが放水するように事態は電撃解決。
すごい、お兄ちゃんすごい!!\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/
最終的にお互いかなり融通をきかせてくれて
「証拠を残したくないので電話で。」みたいな
規則スレスレのところまで譲歩してくれた
日本とNZの担当者のみなさん、
辛抱強く待って下さったDHLのみなさん、
そしてもちろん、mecallの森さん。
みなさんのご協力に心から感謝です。m(_ _)m

・・・しかし何よりも
あれっぽっちの毛のために
2ヵ国の国家公務員を3ヶ月も働かせ
これだけたくさんの人を動かしてしまった社長。
やっぱり天空に行ってさらにパワーアップしたもようです。
さて、そんなに苦労して届いた毛は
いったいどんな風に使われたかというと。。。
あぁっ、やっぱり終われなかった!

番外編につづく。(すみません…)
この下に例のアレについてお知らせ。
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